
巫女の役目を持っているといわれれている女神です
タマヨリヒメ命は、トヨタマヒメ命の妹です。水神の娘ということになります。子孫繁栄の神ともされていますが、それはタマヨリヒメ命が、姉が生んだ子どもを母となって育て、さらにその子の妻となり、子どもを作ったことからもうかがい知ることができます。タマヨリは、「神の霊が依り憑く」という意味を持ち、巫女と同意語です。
タマヨリヒメ命は、巫女とされています。伝説にあるのは、このタマヨリヒメ命が、流れてきた矢を寝室に飾っていたことで妊娠し、そこでカモワケイカヅチ命を生んだとされていることです。その矢は神の化身で、神婚によって神の子を生んだとされています。子ども神は雨水を降らし、農業の発展を成功させる神となっています。タマヨリヒメ命が、神水の神としてだけではなく、子孫繁栄もできるとされているのは、このことから推測できるでしょう。
水神の娘であるトヨタマヒメ命は、のちに火の神との間の子どもを懐胎することになります。人間にとって大切な水と関係があることはもちろんですが、水の力を持つタマヨリヒメ命と、太陽の力を合わせ持つ火の神との結合があったことから、五穀豊穣を期待できる神ともされているのです。さらに、商売繁盛、豊作、悪病除け、開運などの御神徳があります。
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